第34章 ★ 参戦・帰還 ★ 夢主視点 ★ ① ★
?)「やれやれ。お嬢ちゃん、ここは危ないから帰るなら帰りな?」
声の方に目を向ければ今度は白い人だった
さっきの氷はこの人?
殺気はこの人だ
分かりずらいけど
でもさっきまで戦ってた白い人達より強い
確実に
「あら、見逃してくださるの?」
?)「俺的には君みたいな可愛い子見逃したくないんだけどね」
「ふふっ。それなら私と遊びましょう」
私が笑いながらそう言えば白い人は少し目を細めた
「貴方は…海軍大将?ってやつ?」
私は首を傾げて聞いてみた
?)「あらら。俺の事知ってるの?」
なんで皆有名人気取りなの?
…私が知らないだけか
「知らない…って答えたら教えて頂けるのかしら?」
?)「そんな色っぽく言われたらおじさん困っちゃうからね。海軍大将を知らないのになんでここに来たの?」
呆れるような顔をして私を見てきた白い人
自分の事おじさんだって
私は笑みを深めた
「まぁそう思うよね。私は麦わらの彼に用があっただけ。だから来た。それだけだよ」
?)「死ぬかもしれないのに?お嬢ちゃん海賊なんだろ?おじさん、海賊は捕まえないといけないのよ。大人しく捕まってくれない?ついでに名前も教えてくれない?」
頭に手を当ててだるそうに言われた
さっきまでの白い人達とはやはり何か違う
この人面白いな
「さっきは帰りなって言ってくれたのに…ふふっ。そう言われて大人しくなった人や教えてくれた人…いるの?」
?)「いねぇな」
「ならそれが答えだよ。ナンパなら上手くやらないと」
私はウインクしてクナイを1つ取り出し白い人目掛けた投げた
白い人は避けず氷になった
「おぉ!今度は氷だ!凄い凄ーい!」
私は感動して拍手した
凄いな!これも悪魔の実か!
興味は尽きないなー!
これが他にもいるのか!凄いな!
私のそんな様子に白い人は目を細めた
?)「お嬢ちゃん。本当に海賊?」
「ふふん。私ねーまだ海賊になって1週間も経ってないんだよねー。悪魔の実の能力者ってのも初めて見たんだー」
?)「初めて?」
私の言葉に白い人は眉をひそめる
「あ、初めてではないか。でもこれ以上は有料だよ♡」