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✿忍のハート✿【ONE PIECE】✧

第32章 ★ 戦の前夜祭 * 夢主視点 ★ ② ★







「お願い。ロー。私をあそこに連れて行って」

ロー)「駄目だ」

「…」




ローは拒否ばっか。なら

私は胸元を谷間が見えるぐらいまで開け長い髪の毛を左側に流し、ローの隣に座って足を組み身を寄せ、ローの腕に自分の腕を絡めて手を握って、肩に頭を置き空いている手でローの肩を指で触れるか触れないぐらいの指先でなぞる
そして出来るだけ撫で声で「お願い。私あそこに行きたいの」と、囁くように言ってみた





これは任務で使った事がある手



あっちの世界ならだいたいの男の人達はこれでいけんだけど…







ロー)「お前。そんな事したら俺が連れていくと思ってんのか?」

「あ、やっぱり駄目?」





ローには効かなかった


でも予想通りで笑えた






「いやー。久しぶりにやると駄目だねー。もう感覚が思い出せない。でもシャチ達なら引っかかってくれそうだね」






本当に全然ダメだなぁ




私は立ち上がって体を伸ばした






ロー)「お前。そんな事してたのか?」





ローの問いに顔を向ければいつもより少しだけ睨まれてた




…少しだけ






「任務でね。それより!私行きたいんだけど!」







私はまた画面を指さしてお願いしてみた







ロー)「さっきペンギンが言ってただろうが。怪我も治ってないのに何言ってやがる」

「あー。なら私をあそこに連れて行ってくれたらローのお願い一つだけ聞いてあげる」








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