• テキストサイズ

✿忍のハート✿【ONE PIECE】✧

第29章 ☆ 告白 * ロー視点 ☆ ① ☆







アヤは俺から少し離れて背を向けた


その背中は少し震えているように見えた






ロー)「返事は?」

「…ローは、私でいいの?」

ロー)「お前『で』じゃねぇ。お前『が』いいんだ」





俺がそう言うと声が少し震えているように聞こえた




「…ロー」

ロー)「なんだ?」

「…好きだよ。初めてなの。こんな気持ち」

ロー)「…」

「あっちの世界でも感じた事ない。こんなに暖かくなった事ない。私はこの気持ちが好きなんだと思う。どうしていいか分からないけど、ローの言葉が凄く嬉しいの」

ロー)「…」

「私どうしたらいい?ローと離れたくないし、ローの為なら死ねる」

ロー)「…」

「でも、怖くて…ローに捨てられるとか、いらないって言われたり…」

ロー)「アヤ」




俺はアヤの言葉を遮って名前を呼んだ


アヤに近寄り後ろから抱き締めた




ロー)「確かに俺達は出会ったばかりでお互いの事をそんなに知らない。信じろと言われて信じられないのも分かるし不安も分かる」

「…ローも不安なの?」




アヤは俺を見上げた





/ 1143ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp