• テキストサイズ

✿忍のハート✿【ONE PIECE】✧

第29章 ☆ 告白 * ロー視点 ☆ ① ☆







アヤは服を受け取って着た



「準備できたよ」と言って俺の手を取った



「早く行こう…行かないの?」




動こうとしない俺にアヤは首を傾げた



俺はアヤの手を引いて抱き締めた




「おぅ…どうしたの?」




アヤは一瞬驚いて俺の腕の中で俺の顔を見上げた



ロー)「…アヤ…」

「ん?」

ロー)「…好きだ」

「…ふぇ?」




アヤは一瞬目を見開いてだんだん泣きそうな顔をし出した





ロー)「俺がお前を幸せにしてやるよ」

「…なんで…」

ロー)「あ?」

「なんで…そんな事言うの?そんな事言われたら私、期待しちゃうよ?」




俺は小さく笑ってしまった




ロー)「ふっ…俺の隣は寒くないんだろ?なら期待しとけ。損はさせないし後悔もさせない」




アヤは唇を震わせて目を涙を浮かべていた




「…私、普通じゃないよ?」

ロー)「忍者だからな」

「…トラブルメーカー…かもよ?」

ロー)「退屈はしねぇな」

「…まだローに言ってない事あるし、ローは後悔するかもよ?」

ロー)「それは俺が決めると言ったはずだ」

「…っ…」




アヤが顔を伏せた


俺はアヤの体を離し
アヤの顔を両手で包んで上を向かせた




ロー)「ブサイクめ」

「黙れよ」





アヤは涙を堪える顔をしていたが
俺の言葉にむくれ出した





「さっきまでの感動を返せ」

ロー)「なら返せるまでそばにいろ」





少し低くなった声に鼻で笑って返した







/ 1143ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp