第26章 ★ 銃 * 夢主視点 ★ ① ★
私は色々考えていて
いつの間にか階段を数段上がってて
後ろを振り返りケイミーのいるステージとの距離を確かめた
これぐらいならいけるかな
足にチャクラを溜め過ぎたらケイミーを傷付けるかも知れないからチャクラ量を調整して…
そう考えながらステージの天井に目を向けた
高さも充分
さっきの戦闘で少し背中が痛いが…
気にしてられない
私はゆっくり息を吐き顔を上げて
ケイミーに向かって走り出しステージ前で上に飛んだ
空中で2回ほど体を回し
ケイミーの水槽目掛けて…かかと落としをした
上の蓋は真っ二つに壊れた
凄い音がしたけど水槽の中に破片1つと落としてない
よしよし
チャクラで上の蓋だけ覆ったのは正解だったなー!
水槽の近くに飛び降りそんな事を考えながら水槽に向かった
私は上手くいった事に気分を良くしていた
未だに水槽の中で怯えているケイミーに笑ってしまった
怖い思いさせてごめんね
コンコンと叩いて笑顔で手を振った
笑顔で手を振る私にケイミーは驚いていたけど
視線を上に向ければケイミーも上を見て
開いてる事に気づいた
ケイミーが顔を出して不安そうな顔をしていた
「あなたも帰りたい所があるんだよね?一緒に帰ろう?」
鎖も壊してあげよう
外に出て首輪も外してあげよう
ロー達に頼めばケイミーをどこか安全なところまで送ってくれるかな?
その前に怒られるかなー
なんて考えながら
私はケイミーに手を伸ばしたら
ケイミーは泣きそうに
ケイミー)「うん」
って言って
私の手を取ろうとした
これで帰れるって気が抜けて
本当に油断してたんだ
?)「!お待ちください!」
☆☆☆
チャクラを万能にしすぎな作者
☆☆☆