第21章 ☆ お願い * ロー視点☆ ② ☆
俺も部屋に戻るか
部屋に戻る前に医療室から必要な物を持って帰る
俺も部屋のシャワーを浴びてアヤを待つ
1時間もかかってないがイッカクがアヤを連れてきた
服は無かったからバスタオルを巻いて
イッカクはアヤを俺に渡してすぐ出ていった
アヤはまだ寝ぼけてるのかぼーっとしていた
これは半分寝てるのか?
目が半分ぐらいしか空いてないし閉じてる時間の方が多い
立ったまま寝れるのか?
とりあえず俺はアヤを抱き上げベットに運んだ
ベットで背中の治療をしていた時
完全にアヤが寝た
まぁ元々寝かすつもりだったからいいが
俺は治療を終わらし片付けをしていた時
アヤが起き上がった
ロー)「起きたのか?」
「…」
アヤは寝ぼけながら周りを見て…俺と目が合った
ロー)「…」
「…」
なんだ?
ロー)「寝ぼけてるのか?」
アヤは立ち上がり覚束無い足取りで俺に近づいてきた
ロー)「なんだ?どうした?」
「…」
アヤはゆっくり手を伸ばして
イッカクにしたみたいに抱きついてきた
ロー)「はぁ…分かったから離せ。先に寝とけ」
「…」
ため息をついてアヤに言えばアヤは首を振った
ロー)「もう片付けも終わる。終わったら寝るから」
「…にゃだ」
ロー)「あ?」
「…やだぁ」
アヤの体の力が抜けて倒れそうになったから抱きとめた
アヤは寝ていた
俺はため息を付いてアヤをベットに運んで俺も隣に横になった
こいつ酒飲んだらこんなになるのか