第21章 ☆ お願い * ロー視点☆ ② ☆
ロー)「お前らがいなくなって出てきたんだよ」
「「「言ってくださいよ!」」」
イッカク)「煩い!アヤが起きるでしょ!ほら!主役が寝たんだからお開きだよ!片付けて私らも寝よ!」
イッカクがそう言うと起きてる奴らで
片付けや寝てる奴を運んだりしていた
そんな時アヤが起きた
「…」
ロー)「起きたのか?」
「…ふりょ」
ロー)「は?」
「…おふりょはいりゅ」
寝ぼけて呂律の回ってないアヤが
そう言って脱ぎ出そうとした
ロー)「イッカク!」
脱ぎ出そうとしたアヤを止め俺はイッカクを呼んだ
イッカク)「え?!どうしたんですか?!キャプテン」
イッカクは戸惑いながらも走ってきた
ロー)「こいつ酔って寝ぼけてるのに風呂入るって言い出した」
イッカク)「え?!お風呂?!背中の怪我は?!」
ロー)「まぁシャワーぐらいなら大丈夫だ。入れてやってくれ」
イッカク)「あー分かりました。下着とかもないから私の新品でいいですよね?」
ロー)「悪いな」
イッカク)「いやいや、明日にはシャボンディ諸島でしょ?新しいの買いますよ」
ロー)「上がったら俺の部屋に。治療する」
イッカク)「…ふふっ。分かりました。では行ってきます。アヤー。こっちにおいでー。お風呂行こう」
「…んー?…」
アヤはぼーっとしながら揺れていたが
イッカクの呼びかけでゆっくり立ち上がり
イッカクに抱きついて胸元に顔を埋めて「んー」と言いながら擦り寄った
イッカク)「ははっ。アヤって酔ったらこんなになるんですね!猫みたい!可愛い!」
「…にゃー…」
イッカク)「待って。可愛すぎる」
イッカクはそう言ってアヤを引きずって「行ってきまーす」と声をかけて風呂に行った