第15章 ☆ 手合わせ * ロー視点 ☆ ② ☆
「これで残るはあなただけだね!」
ペンギン)「くっ、」
「あ、時間稼いでベポやシャチが起きるの待っても無駄だよ?しばらく起きないように蹴ったし、イッカクもそう簡単には外れないからね♡」
アヤはジワジワと距離を詰める
ペンギンの顔が焦る
「あ、そうだ!」
アヤは辺りをキョロキョロ見渡して何かを探していた
見付けたのはシャチが落とした剣だった
それを拾って
軽く素振りしてペンギンと向き合った
「あなた、槍が得意なんだよね?イッカクに持ってたクナイ投げてなくなったからこれを使おう!」
そう言ってシャチの剣を構え
ペンギンに向かって走り振りかぶった
ペンギンは慌てて止めて剣を弾いた
お互いしばらく得物で戦っていた
と、言ったもペンギンの防戦一方だが…
すぐ終わるなと思った時
ペンギンの槍を弾いてペンギンの顔目掛けて目潰しをするように手を伸ばした
あれは誰でも目を瞑ってしまうな
ペンギンの動きが止まった隙に溝内に拳を入れてペンギン倒れた