第15章 ☆ 手合わせ * ロー視点 ☆ ② ☆
ペンギンは慌てて槍を構えたが
アヤはペンギンを飛び越えベポに向かった
急に来られたベポは一瞬身体が止まったがすぐに構え
ベポはアヤ目掛けて蹴り上げた
アヤはベポの蹴りを踏台にして
ベポの頭に片手をついて体勢を整え逆立ちした
もう片方の手でベポの首の後ろの襟を掴んで
そしてベポの背中目掛けて膝を落とした
ベポ)「ガはッ!」
アヤの攻撃をもろに食らい倒れた
ほぅ⋯ベポを1発か
かなり身軽だな
流石…忍者だ
ロー)「イッカク。あれを食らわなくて良かったな」
イッカク)「う"ぅ、あれは流石に耐えられる気がしない…ってかこれ抜けないんですけど、どんだけ深く刺さってるんですかね?」
イッカクは俺の近くで磔にされ動けずにいたので一緒に観戦していた
にしても
あいつ⋯そんなに深く刺したのか