第95章 ★ 出発・再会 ★ 夢主視点 ★ ① ★
嚇母)“《オビトが生きてる》”
「…え?」
…今…なんて…
嚇母は私の反応を無視して
言葉を続けた
嚇母)“オビトは、今で暁側にいる…ナルトとも接触してるし…カカシとも接触してる…”
「…カ、カシとも…」
嚇母)“覚えてる?リンが死んだ時…君がすれ違ったオビトみたいな気配…あれがオビトだったんだ”
「…」
嚇母)“オビト達、暁は…人柱力を集めて尾獣の力を抜いて…十尾を…アヤ?”
私はゆっくり息を吐いて落ち着かせた
オビトの事も気になるけど
今は…
「今の戦況は?」
嚇母)“…優勢…とは言いづらいね…現五影がやられて、ちょっと前に君の師匠達、火影が4人…初代から4代目まで穢土転生された…大蛇丸とうちはサスケによってね”
「…へー…そっかー…なら挨拶に行こう」
嚇母)“そうだね…心配事は、早い方がいい”
「ふふっ…こんな形で里帰りかー。思ってもみなかったなー」
嚇母)“それよりここに来て少しはどう?チャクラ練れそう?”
「うん。それなら大丈夫…忍術はまだちょっと厳しいかもだけど…巻物から武器を出すぐらいなら…大丈夫」
嚇母)“…まぁなんかあったら僕が守るよ”
「私のナイト様だ」
嚇母)“茶化さないでよ…君に怪我させたら色々面倒くさそうだもん”
「うわー。面倒くさいって言ったー」
そんな話をしながら
この世界の《長》
名を《猫鬼…天鬼・ネコテラスオオミカミ》とか言う
すーんごい偉い猫らしい
見た目は普通の猫なんだけどねー…かなり大きいけど
会いに行く事にした
「あ、嚇母…服を着替えたいんだけど」
嚇母)“え、なんで?”
「理由がいる?」
嚇母)“…ローの事を考えたら、着替えない方が…”
「え?」
嚇母)“まぁ、いいか…服は変化すればいいじゃん”
「チャクラの無駄遣い」
嚇母)“それもそうか…置いてある服って、僕の着るの?”
「うん。あんまり露出のない…戦いやすい服」
嚇母)“あったかな?”
「…1枚ぐらいあるでしょ」
嚇母)“ったく…ついでに探しに行こう”
「おー」
嚇母)“…”