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✿忍のハート✿【ONE PIECE】✧

第94章 ☆ タトゥー ☆ ロー視点 ☆ ② ☆







コトが終わりしばらく寝転がって休んでいた








起きようと思った時
アヤが『もう少し』とか言いながら
体を寄せてきて
少しばかり理性と戦った事は秘密にする







アヤが満足するまで休んで
シャワー室まで連れて行って一緒に入って
アヤをタオルで包んでソファーに置いた




そのまま服の準備をして
今日着る服を渡せば『お揃っちなの?』とか言ってきやがった



お揃っちって…


『っち』ってなんだよ






お揃いが良かったのか?と聞けば
『いや、別に』とか言いやがるし



なんならシャボンディ諸島ではお揃いだったとか言いやがる





あの時は…違うだろって思えば
『忘れてたのね』とか言いやがる




忘れてた訳じゃねぇ




ってかあの時そんな事を思ってたのか


なんとも言えない気持ちになった














準備が終わり食堂に向かって
『今日タトゥーを入れに行くのー』と
アヤが言えば
慌てたシャチとペンギンが紙を渡していて
その紙をアヤから奪い取れば
案の定アヤが入れるタトゥーのマークを書いた紙だった





馬鹿にしやがって


俺だってこれぐらい描ける























飯を食べ終わり
皆に見送られながら船を下りあの女の店に向かった















アヤは相変わらず
キョロキョロと人や景色を眺めていて
ふと、疑問を聞いてみた





ロー)「お前は何であの女に名前をあげようと思ったんだ?」

「え?名前?」

ロー)「…あぁ…お前の昔の名前…確か《いのり》…だったか」

「…」

ロー)「なんでだ?」

「気まぐれ…じゃ納得しないんでしょ?」






アヤが苦笑いしながら
俺に向けていた目を逸らして答えた





答えを聞いてアヤらしいと思った


















俺も…名前ではないが…コラさんにきっかけを貰った












変わるきっかけ…生きるきっかけ







アヤやあの女とは違うが
確かに…それがきっかけで今の俺がある








そう思った










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