第91章 ★ 説明会 ★ 夢主視点 ★ ① ★
「「「「なんでだよ!/なの!」」」」
テーブルを叩く勢いで席を立ち怒鳴るように声を上げた
「…うぅ…耳が…」
嚇母)“…うるさっ”
雲母)“…耳が…痛い…”
冥母)“…”
私達4人は耳を塞いだ
ローとジジィは分かってたのか
耳を塞いで煩わしそうな顔をしていた
「落ち着いて。ちゃんと説明するから」
私が宥める様にそう言えば
…納得した様な、してない様な…
皆さんそんな顔をして席に着いた
「…私が皆と少し違う体だってのは…説明したよね?」
シャチ)「…前に聞いた」
「…それでね、忍術を使うのに必要な《体の中を流れる力が通る道》…って言ったら分かり易いかな…それがね、ちょっと無茶し過ぎて…今ボロボロなんだよね?怪我とかはある程度治してもらったけど」
イッカク)「それも、治してもらえないの?」
嚇母)“そればっかりは、アヤが自力で治さないといけない。と言うか自力でないと治せないんだよ”
クロガネ)「…」
「嚇母が3ヶ月って話したでしょ?それは体が完治して前みたいに動かせるようになるまでの3ヶ月…私の体の中の事まで入れたら…半年以上かかるんたよ」
ペンギン)「…半年以上か」
ジャンバール)「なかなか時間がかかるな」
ベポ)「え、その間、アヤは戦えないの?」
「…そうだね。喧嘩の強いモブだと思っといて」
シャチ)「…モブって…」
イッカク)「…言い方」