第88章 ☆ その後 ☆ ロー視点 ☆ ② ☆
クロガネ)「…なんじゃ?知らんのか?…アヤはお化けとかそう言うのが苦手でな…怖い怪談話をしとったら忍術を使って止めようとしたぐらいじゃ」
シャチ)「…キャプテンのパンみたい」
ロー)「なんだシャチ。なんか言いたい事あるのか?」
シャチ)「え?!いえ!すみません!」
ペンギン)「あ、あの般若とか言う人が出てきた時の怖いって言葉…それか」
ベポ)「そんな事言ってたんだ」
嚇母)“…で?結局、言葉の意味は分からず?”
クロガネ)「…そうじゃな…それからは何も無くアヤも次第に落ち着いて行ったわい」
嚇母)“ふーん”
ロー)「なんだ?なんか思い当たるのか?」
嚇母)“思い当たるって言うか…もし、イアンが死んでこの世界に来てたとしたら…”
「「「?!」」」
ロー)「…確実に狙ってくるだろうな」
嚇母)“アヤもクロガネも死んでこっちに来たんだろ?あっちの世界の人間が、死んでこっちの世界に来るなんて…普通に考えてもおかしいけど…もしイアンがそれを知ってて…アヤが死んでこっちの世界に来る事が分かってたら…”
ロー)「また今度…か」
嚇母)“僕も100年ぐらい生きててもこっちの世界の話なんて聞いた事がないんだ…だからアヤの夢でこっちの世界を見た時驚いた”
クロガネ)「…そうじゃな…イアンの言葉も気になるが…」
ロー)「そのイアンって奴はどんな容姿なんだ?」
イッカク)「…キャプテン?」