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「新テニ」理想のペア、Exciting situation

第4章 地下鉄より地下の秘密のテニスコートへ



 「I want to be friends with you(君と友だちになりたいんだけどな)」


 「If you get any closer, I'll make you eat bitter gourd.(それ以上、近寄るとゴーヤー食わせますよ)」


 「You look even better(ますます、君良いね)」


 「・・・・・・」
 丸井は離れたところで伸脚運動しながら、木手とブレイトンの方を見て再びモヤッとなっては首を左右に振って気にしないようにしていたのでした。


 少年たちは準備体操を終えた後、コートでそれぞれラケットを構えていました。


 審判は跡部財閥関係者でテニスの審判経験のある駅員Fが務めます。


 「Fitch(フィッチ)」
 と、丸井が言ったあと、


 「Rough(ラフ)」
 と、ブレイトンが「裏」と宣言しました。


 宣言後、丸井がラケットを回すと、裏だったようです。


 「I'll serve it first.(先にサーブするね)」
 ブレイトンはボールを持ち、後方へ歩きました。


 ふとカークの視線を感じた丸井ですが、風船ガムを膨らませて気付かぬフリをしていました。
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