「新テニ」理想のペア、Exciting situation
第4章 地下鉄より地下の秘密のテニスコートへ
「Kirk and Brayton can also play tennis.(カークとブレイトンもテニス出来るよ)」
「Kirk and Brayton are really good at tennis.(テニス超上手いよね、カークとブレイトン)」
と、お菓子を持った子どもの外国人たちがやってきます。
ブレイトンとは、青の髪の外国人男性の名前のようです。
「My name is Brayton(オレはブレイトンだよ)」
と、改めて名乗っていました。
「カークに、ブレイトンか。オレは・・・・・・」
丸井も名乗ろうとしますが、
「名乗る必要もないでしょう」
木手に言われ、口をつぐみました。
「Is there a tennis court around here?(この辺ってテニスコートある?)」
ブレイトンが木手の肩に手を回してきます。顔もお互い近い感じです。それを見た丸井は一瞬だけモヤッとなっていました。
「It seems like there is, though.(あるにはあるようですがねぇ)」
木手はブレイトンのことをあまり意識していないようです。彼に肩を回され、顔を近づけられながらも普通に話が出来ていました。