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「新テニ」理想のペア、Exciting situation

第2章 芝谷駅で迷う外国人と幾つもの誘惑



 理想のペアが行ったあと、跡部はフッと微笑し、


 「オレだ」
 と、誰かと電話をしていたのでした。


 丸井と木手は切符販売機で次に行く駅の冬花原駅への切符を買っていました。


 「次は冬花原駅ですか」


 「キテレツ、本当に黒部コーチから五つの駅のことを聞いてねえんだな」


 「はい、何も。丸井くんに聞いてくださいと」


 「しょうがねえな。教えるから、しっかりメモしとけよい」
 丸井は先ほどの芝谷駅も含め、冬花原駅、万川駅、金座駅、湫袋駅と五つの駅を木手に教えました。


 「各駅にどなたかいらっしゃると」


 「そうだな。跡部のときのようにボールを持って立っていると思うけど」


 「分かりました。さっさと次に行きましょうか」
 木手が歩き出すと、丸井は早歩きをし、木手より先に改札口に向かおうとします。そのときです。


 「Excuse me.」
 と、外国人の男性が理想のペアに声を掛けて来ました。


 「何て言ったんだ、あの人」
 突然のことで丸井は英語を聞き取れていなかったようです。


 「エクスキューズミーとおっしゃっていました」
 木手の方は聞こえていました。


 「ということは、『ちょっとすみません』って言ったのか、あの人」
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