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「新テニ」理想のペア、Exciting situation

第5章 湫袋駅行き電車内での誘惑



 続けて鼻をつまみながら言った濡烏でした。


 カークはだんだん、鼻をつまむ濡烏にムカムカしてきたようです。


 「The perfume I use is still a brand name.(オレの使っている香水はこれでもブランドものなんだよ)」
 と、声を荒げます。


 「Even if you know it's a brand name, a bad  smell is no good.(ブランドものだと分かったとしても、ダメなニオイはダメなんだ)」
 濡烏はまだ鼻をつまんだままの状態で言っていました。


 「Hmm, this is it baby.(ふん、これだからベイビーは)」


 「Hey, it's noisy.(おい、うるさいぞ)」


 「You are the one who is noisy.(お前こそ、うるさいぞ)」


 「・・・・・・しばらく続きそうだな」


 「やれやれ、彼らは放っておいて別の車両へ移りますか」

 丸井と木手は英語で言い合いになっている濡烏とカークにほとほと呆れていたのでした。


 「あれ?」


 「どこに行ったのでしょうか」

 子どもの外国人がいなくなっていたことに気が付いた理想のペアです。
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