「新テニ」理想のペア、Exciting situation
第5章 湫袋駅行き電車内での誘惑
座席の窓際から景色を見て感動している外国人の男の子を見て言ったカークです。
「It's true that if you look like that, you probably won't get off at the next station.(確かにあの様子じゃ次の駅で降りないかもな)」
と、丸井が言いました。
「At worst, it's okay to get off at the next station, right?(最悪はその次の駅で降りても大丈夫じゃないですか)」
木手がそう言うと、
「I hope you come down.(降りてくれるといいがな)」
ため息交じりに返事をしたカークです。
「Ah, you're a perfume bukkake.(あー、お前、香水ぶっかけヤロー)」
あとからやって来た濡烏がカークの顔を見て思い出し、怒った表情で彼の所に行きます。
「You(お前は)」
カークも濡烏のことを覚えていたようです。息をのみます。
濡烏が睨むと、カークも彼を睨み付け、二人の視線が激しくぶつかり合うのでした。