第10章 お酒は程々に
お酒が進み私の横で呑んでたクレハが小さく歌っている。
それを聴いたレトさんが
レ「俺もその歌好き!Cleila(クレイラ)の曲最高だよね!」
ヨ「俺も好き!聴いてると何か泣けてくるよな。」
キ「Cleilaって実況もやってるよな。歌ってる時と喋ってる時全然違うよな!」
ク「…。」
クレハの顔が見る見る赤くなり私の横で小さくなった。
『Cleilaの事褒めるのいいけど、あんまり本人の前で言わない方が…あっ。』
3人「え?」
私は、手で口を抑える。
『ア〜ごめんクレハ。口が滑った。』
ク「いいよぉ~私もあんなに誉れるの慣れてないからやめて欲しかったし!」
3人は、訳が分からないと思い
キ「桜どゆこと?」
『…。言っちゃっていい?』
私の問にクレハが頷く。
『クレハは、Cleilaの名前で歌と実況してるの。』
3人「…はぁ?!」
ヨ「マジでか…全然気づかなかった!」
キ「でも、言われてみれば顔出ししてないし、実況の方のイメージクレハちゃんっぽいかもな!」
レ「いやぁ、びっくりだわ!桜ちゃんと言いクレハちゃんと言い、謎が多いね!」
ヨ「ここに居る全員実況者って何か笑えるな!」
3人はクレハの正体に驚きはした物の深く追求はしなかった。