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出会いは突然に

第10章 お酒は程々に


中に入ると、2人は驚く。

レ「何だこの広さ!」
キ「こんなに広かったんだ。」

洗面所と脱衣所が一緒になっており、整理された棚には、色々な種類の服や下着などが置いてある。

『私も把握しきれてないんだけど、色々有るから好きなの使って。脱いだ服はここに入れてくれれば、後で洗って乾燥掛けるから。それと』

桜がお風呂の扉を開けるとそこは大浴場程の大きさが広がり、温泉のような作りになっており奥には大きな窓が広がり1面綺麗な中庭が見える。
余りの凄さに言葉を失う2人。

『ビックリするよね。私も初めて入った時夢かと思ったもん。』
キ「いや、これは普通にビビるわ。」
レ「凄いね…。」
キ「あっでもこれだけ広いってことはさ」
レ「泳げんじゃね!」

と、はしゃぎ出す2人。

『のぼせないようにね。お風呂入るのはいつでもいいから、とりあえず1回戻ろうか。』

そう言い私達は1回リビングに戻った。
喜夜に後どれぐらい時間が掛かるか連絡をしたら、1時間程で帰ってくるとの事だったので、帰りを待ちながら、私は料理の下準備をする。
ふとカウンターからリビングに目をやると

レ「うぉ!危ねぇ!」
キ「ギャーっ!誰だよ赤甲羅投げたの!」

2人はマリオカートをしていた。
それを見ながらクレハが応援している。
友達と集まって騒ぐってこんな感じなんだなぁ。

私は、最近の出来事を思い返し、少しだけこの感覚が心地良いと思っていた。
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