第8章 両脇に
食材を確認して、調理を始めるとクレハがぴょこっと覗き込む。
ク「桜ちゃん何してるの?」
『お腹すいたからお昼作ろうと思って、クレハも食べる?』
ク「うん!お手伝いする!」
クレハもキッチンに入り手伝っていると
キ「2人共何してるの?あっ!ご飯作ってる!俺も食べたい!」
と、キヨも来た。
『良いけど、めんどくさいから炒飯とスープだよ?』
キ「作って貰えるなら何でもいいよ。何か手伝う?」
そう言いキヨもキッチンに入る。
この家のキッチンはカウンター型で広く、コンロもガスとIH両方有ったりする。
『喜夜は?』
キ「買い物行った。ちょっと遅くなるって言ってた!」
『そか、じゃあ先に食べてようか。適当にお皿出しといてくれる?クレハそれ終わったらテーブル拭いて飲み物用意しといて。』
私は2人に指示をし調理を続ける。
炒飯と卵スープを作りカウンターから出す。
2人が受け取りてテーブルに並べ
『じゃあ食べようか。』
頂きます。
2人が口にすると
ク「ん~~~!すっごい美味しい!!!」
キ「何これ…今まで食ってきた中で1番美味い!!!」
2人が美味しそうに食べて私はほっとした。