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出会いは突然に

第6章 先手必勝


やられた!何となくキヨ君って子供っぱいと言うか悪戯好きかなと思ってたけど、負けず嫌いでもあるのか!
ここまで色んな意味で人に負けたのは初めてだ。

『…ねぇキヨ君。もう1回勝負しない。』
キ「えっ?良いけど。また俺勝っちゃうよ!」
『良いからやろ?さっきと同じ条件で。』
キ「ふぅん。次はどうしようかなぁ~w」

鼻歌交じりで、ゲームを始めるキヨと無言の桜。

数分後

YouWin!
勝ったのは、桜だった。

キ「マジかよっ!1発も殴れなかった!」

桜は、キヨから1発も食らうことなくノーダメでキヨを倒した。

『さぁ、キヨ君。私が勝ったから何でもひとつ言う事聞いてもらおうか。』

満面の笑みだが目が笑ってない桜。
それに怖気づくキヨ

キ「はっはい!何でしょうか!」
『私が写ってる写真消して。』
キ「!え~~~!!!ヤダ!!!」
『ヤダじゃない!!!私が勝ったんだたから消しなさいよ!!!無茶苦茶な事じゃない限り良いって言ったのキヨ君だからね!!!』
キ「っ!だけどっ!」
『ごちゃごちゃ言わない!消す!今すぐ!』

桜の迫力に、んーと考えるキヨ。
キ「分かったよ。はいこれでいい?」

と、写真を消去し見せる。

『…うん。』
キ「にしても、ノーダメで勝つ人初めて見たわ!やっぱ桜ちゃん凄いね!」

話していると、喜夜が帰ってきた。
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