第4章 唯一の
人間嫌いの私がクレハだけには、何故か昔から色々気にかけてしまう。
何て言うか…小動物をほっとけない気持ちというか、何と言うか…
彼女の性格も相まってか、誤解されてしまう部分が多すぎて、見てて危なっかしいし、それに…
そうこうしている内に、家に着く。
クレハは、目を輝かせながら
ク「凄い!大きなお家!」
まるで小さな子供みたいにはしゃぐ。
『走ると危ないよ。』
と、声を掛けると、先に帰宅していた喜夜が玄関を開ける。
ヨ「お帰り2人共。部屋の準備は、出来てるぜ。」
ク「喜君ありがとう~。」
「ヨシヤ人使い荒いわぁ~。次の実況の相談に来ただけなんに、堪忍して~や。」
「本当人使い荒すぎ」
と、奥から喜夜の友達?がフラフラとこちらに来た。