第4章 唯一の
ヨ「何だよ急に呼び出して、ってクレハ?」
喜夜も小学校が一緒だったからクレハの事は知っている。
ヨ「なっ?へっ?お前ら繋がってたの?!」
まぁ驚くのも無理はない、一切の関係を持たなかった私がクレハと一緒にいたらびっくりするよねぇ。
『喜夜、今日からおじぃの家にクレハ暫くすむから。』
ヨ「はっ?!」
ク「えっ?!」
2人は驚いて何かを言ってるがお構い無しに、
『クレハ今から荷物取りに行くよ。業者は手配してあるから。喜夜訳は、帰ってから話すから、私の隣の部屋の鍵だけ開けといて。』
と、おじぃから預かってた全部屋の鍵を渡した。
「…おっけぇ。今日俺グラタンが食べたいなぁ。」
『…帰ったら手伝いなさいよ。』
私達はそう言いお店を出て、クレハの家に向かった。