第4章 唯一の
タクシーを呼んであったので、拾い目的地を告げ向かう。
20分程で着き、私は指定されたカフェへ入る。
「…あっ桜ちゃん!こっちこっち!」
私を呼び出したのは、実況者のクレハだった。
「ごめんねぇ、こんな朝早く呼び出して…」
私とクレハは、小学校からの付き合いがある。
何故か懐かれてしまった。
私が唯一付き合いが長い人物だ。
『んで、どうしたの?』
ク「実は、最近誰かに付けられてるみたいで…ずっと人影が傍で見えてて怖くて…」
クレハも私と同様顔出しなどは一切していない。
多分その可愛らしい見た目でストーカーが出来てしまったのだろう。
『んーちょっと待ってて。』
私は、喜夜を呼び出した。
20分程して喜夜がお店に来た。