第4章 唯一の
ヨ「あれ?こんな朝早くに、バッチリ決めてどこ行くん?」
『生配信お疲れ。ちょっと用事が出来て、今日多分帰り遅くなる。』
ふーんと喜夜がうなり
ヨ「あっ!今日人が来るから先に言っておく。」
この間の一件から反省したのか、ちゃんと報告してくれるようになったが何時まで続くか。
あの日から1週間は過ぎただろうか。
『分かった。あっそうそう。おばぁ様が連絡しろって。』
ヨ「げっ!!!何でだよ!!!」
喜夜は、小さい頃からおばぁ様が苦手らしい。
私は、大好きだけどなぁ。
『伝えたからね、ちゃんと連絡しなさいよ。』
ヨ「わかったよ~。」
うなだれながら、手をヒラヒラと振り部屋に戻る喜夜。
私もそろそろ出るか。