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出会いは突然に

第25章 体温


『取り敢えず薬と水分ね。お粥作るから台所借りるね。』

大き目のカバンから薬やら食材やらを取り出しテキパキと動く桜。

キ「ごめんなぁ、移しちゃ悪いから、適当に帰っていいよ。」

ソファーにもたれ掛かりながら薬を飲み声を掛けると

『今日何も予定ないし、心配だから暫くいるよ。薬飲んだ?飲んだら布団行こ?』

そう言い桜は、手を差し出す。

キ「…んじゃ、甘えちゃおうかな…。」
『うん。お粥出来たら起こすから、寝てなね?』

寝室までキヨを連れて行き、ベッドに寝かせ桜は、台所に戻った。

キ(無意識に桜に電話しちゃってたんだなぁ…。)

ぼんやりと考えながら、寝落ちする。
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