第25章 体温
ピンポーン
キ「…。」
ピンポーン
キ「う~ん。誰だよ。」
フラフラっとインターフォンに向かうキヨ
キ「はぁい、誰ですか~。」
『あっ私、桜。』
キ「…えっ?なっ桜!何で?」
『取り敢えず開けてもらっていいかな?そっちに行くから。』
エントランスのオートローックを開け待っていると玄関のチャイムがなる。
ガチャ
『やっぱり、キヨ体調崩しちゃったんだね。』
キヨが桜を出迎えるといの一番に言われて驚く。
キ「何で分かったの…?」
『私に電話したの覚えてない?』
キヨ「えっ?覚えてない、俺電話してた?」
『うん、ほら。』
スマホの画面を見せられ、頭を抱えるキヨ。
『色々買ってきたから、入っていい?』
少し悩んだが、せっかく来てもらったのを帰すのも悪いと思い招き入れる。