第18章 オムライス
キ「前にさ、桜どうなりたいか分からないって言ったじゃん?あれ未だに変わらないけど、今日改めて好きだった思った。」
『…。』
キ「こうやって悩んで、俺の為に可愛くしてくれて、すげぇ嬉しいし、俺の心臓ヤバい。」
そう言い桜の手を取り自分の胸に手を当てる。
『っ!』
キ「メッチャバクバクしてるでしょ?」
『私もっ、さっきからドキドキしてっ、どうしていいか分からないっ!』
キ「あはは、一緒だな!…桜俺の事どう思ってるの…?」
『…。分からない、今日キヨの為にお洒落したいって思ったのは確かだし、もしかしたらそう思う事が好きだからそうしたかったのかな?って。でも、恋愛感情を持ったことがないから、これが好きから来るものなのかどうか分からない…。』
キ「うん。今はそれでいいよ。ゆっくりで良いから。」
『…うん。』