第2章 二千年後の君へ
ここはウォール・マリア シガンシナ区
現在人類の生活出来る場所としては、最南端
それと同時に、最前線の街である
エレン「言うなよ…誰にも
オレとカレンが泣いてたとか…」
ミカサ「…言わない」
カレン「エレンはいつまで泣いてるの?」
ミカサ「でも…理由もなく涙が出るなんて
2人とも一度おじさんに診てもらったら?」
カレン「は⁉︎ミカサ⁉︎」
エレン「バカ言え!
親父に言えるかこんなこと」
「何泣いてんだ エレン?」
エレン「ハ…ハンネスさん」
ハンネス「ミカサかカレンに何か怒られたのか?」
エレン「は⁉︎
なんでオレが泣くんだよ!
…って 酒くさ‼︎」
カレン「また飲んで…」
カレンは溜息をついた
そこには酒を飲む3人の兵士が居たからだ
しかし、その後ろには見慣れぬ兵士が2人立っていた
⁇「子供に言われるとは情けないなぁ ハンネス」
女性の方が話しかけて来た
女性は割と長身な人で綺麗な黒髪だった
それに続いて男の方もやってきた
女性と同様こちらも黒髪で、ゴーグルを着用していた
⁇「…これだから駐屯兵団は…」
カレン「ハンネスさん
この2人は?」