第3章 その日
シロイラは地面に着地して、倒れた巨人の手の中からカルラを救出した
そのまま地面にゆっくりとカルラを寝かせた
シロイラ「だ…大丈夫ですか?」
カルラ「は…はい… 貴女は?」
シロイラは心臓を捧げる敬礼をした
シロイラ「調査兵団第四分隊長 シロイラです!」
カルラは慌てた様子でシロイラにしがみついた
カルラ「あっ…あの!
娘のカレンをみませんでしたか⁉︎」
シロイラ「それが…
兄が助けに行きましたが、兄も安否不明で…」
再び大地が振動し始めた
シロイラ「巨人が‼︎」
カルラ「私をおいて早く逃げて‼︎」
シロイラ「ダメです!おいてなんていけません‼︎
住民の安全を守るのが我々兵士の仕事ですから‼︎」