第3章 その日
パキッパキッ
遠くからの音が聞こえ、エレンはそれを聞き取った
ハンネスはずっと走り続けていた
突如、エレンはハンネスの後頭部を殴った
ハンネス「いッ…⁉︎
エレン⁉︎何を_____」
今度はエレンはハンネスの顔を蹴った
エレン「何でシロイラさんを置いて来てんだ!
それに、母さんも危なかったじゃねえか‼︎
余計なことすんじゃねぇよ‼︎」
エレンは再び殴りかかったがハンネスに投げ飛ばされた
エレン「くッ…‼︎」
ハンネス「お前の母さんを危険な目にあわせたのは…
お前に力がなかったからだ…」
エレンは涙目でハンネスを睨み、殴りかかった
ハンネス「オレが…!
巨人に立ち向かわなかったのは…」
ハンネスはエレンの腕を止めた
ハンネス「オレに勇気がなかったからだ…」