第3章 その日
ガシャンッ
ハンネスは剣を鞘に戻した
そしてエレンとミカサを抱きかかえた
エレン、ミカサ「⁉︎」
カルラ「ありがとう…」
ハンネスは歩き出した
エレン「オ…オイ⁉︎ ハンネスさん⁉︎
何やってんだよ‼︎オイ…母さんがまだっ」
カルラ「エレン‼︎ミカサ‼︎
生き延びるのよ…‼︎」
カルラの背後に巨人が近づいてきた
その時カルラはカレンがいないことに気づいた
カルラ「カレン…‼︎」
それと同時に家族5人で仲良く暮らしていたあの日常が脳裏を過った
そうしている間にもハンネスは二人を抱えてドンドン遠くへ走っていく
カルラ「…あ…… …い… 行かないで…」
カルラの目から涙が溢れて来た
その時カルラの上にのしかかる屋根をヤツが退かし始めた