第3章 その日
ハンネス「見くびってもらっちゃ困るぜ カルラ‼︎ オレはこの巨人をぶっ殺してきっちり3人とも助ける!
恩人の家族を救ってようやく恩返しを_______」
カルラ「ハンネス! お願い!」
走り出したハンネスはカルラのその言葉に一瞬引きとめられた
しかし、ハンネスは走りながら思考を続けた
ハンネス(確実に… 確実に二人だけ助ける方を取るか…
巨人と戦って全員助ける賭けに出るか…
カルラの願いに応えるか…
オレの恩返しを通すか…‼︎
オレは_______‼︎)
覚悟を決めたハンネスはグリップを握りしめ、巨人を睨みつけた
その瞬間、ハンネスは走るのをやめてしまった
目の前に現れた巨人はハンネスをみて嗤った
まるで、虫ケラを見ている人間のように…
ハンネス「オレは…」