第3章 その日
ガラッ ガラ
エレンとミカサは必死に瓦礫を退かし始めた
しばらく経った時だった
エレン「母さん…?」
ミカサ「‼︎」
その呼びかけにカルラは反応した
カルラ「……エレンかい?」
エレン「ミカサ!そっちを持て‼︎
この柱をどかすぞ‼︎
行くぞ‼︎せーの‼︎」
二人は柱を持ち上げようとした
「ウオオオオオオオオオッ」
その叫びとともに何かが歩く音がした
エレン「‼︎?」
エレンは横目で声のした方を向いた
エレン「うッ…‼︎」
カルラ「…?」
ミカサ「………… …………」
それを見たミカサの顔は真っ青になった
カルラもその方向を見た
そこにはシガンシナ区に侵入してきた巨人たちがいた…