第3章 その日
エレン「……あ……」
アルミン「………
か…壁に…… 穴を空けられた…⁉︎」
ミカサ「……‼︎」
「ひッ…‼︎」
シガンシナ区に住む住民の顔が一気に青ざめた
「わぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁ‼︎‼︎‼︎」
住民は我先にと一斉に逃げ始めた
アルミン「逃げるぞ 二人とも!
早くしないと次々と巨人が入ってくる‼︎」
しかし、エレンは逃げ出した二人とは逆方向に走り出した
アルミン、ミカサ「エレン⁉︎」
エレン「壁の破片が飛んで行った先に家が‼︎
母さんが‼︎」
ミカサ「‼︎」
アルミン「ミカサ‼︎」
ミカサもエレンとともに走り出した
アルミン「……! ……!」
アルミンは震える自分の手に気づき、その手を掴んだ
アルミン「うぅ……‼︎
もう…駄目なんだ… この街は…もう…
無数の巨人に占領される‼︎」