第3章 その日
「周知の通り今から107年前 我々以外の人類は…皆 巨人に食い尽くされた
その後 我々の先祖は巨人の越えられない 強固な「壁」を築くことによって
巨人の存在しない安全な領域を確保することに成功したが…
それも5年前までの話…
諸君の中にはその場に居合わせた者も少なくないだろう
5年前 再び惨劇は起きた」
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アルミン「あ…… ありえない 巨人は最大でも15mのはず…!
50mの壁から頭を出すなんて_____」
エレン「⁉︎ 動くぞ‼︎」
壁の向こう側に現れた巨人は、右足を高く引き上げた
その足を…シガンシナ区の門に向かって振り下ろした
その瞬間
「ドッゴォ‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎」
再び物凄い衝撃がエレン達を襲った
エレン「…ッ‼︎?」
巨人が蹴った門の破片はシガンシナ区の彼方此方に飛んで行った
ある破片は人に当たり、ある破片は民家に当たり…
巨人はそのまま姿を消して行った