第2章 二千年後の君へ
アルミン「_____それで人類はいずれ外の世界に行くべきだって言ったら 殴られた 異端だって」
エレン達三人は川沿いに座って話をしていた
エレン「くっそー 外に出たいってだけで何で白い目で見られるんだ」
エレンは石を投げた
アルミン「そりゃ… 壁の中にいるだけで 100年ずっと平和だったからだ
下手に外に出ようとしてヤツらを壁の中に招くようなことが起きないように
王政府の方針として外の世界に興味を持つこと自体をタブーにしたんだ」
エレン「つまり王様ビビリすぎっつーだけの話だ」
アルミン「…そうなんだよ
でも本当にそれだけの理由なんだろうか?」
エレン「自分の命を懸けるんだ オレらの勝手だろ!」
ミカサ「絶対 駄目」
エレン「……」
ミカサ「…駄目」
エレン「そーいやお前よくも親にバラしたな‼︎」
アルミン「え⁉︎」
ミカサ「協力した覚えはない」
アルミン「で…どうだった…」
エレン「そりゃあ 喜ばれはしない…」
アルミン「…そりゃそうだよ…」
エレン「なっ なんだよ オマエもやめろって言うのか⁉︎」
アルミン「だって…危険だし… 気持ちは分かるけど
確かにこの壁の中は未来永劫安全だと信じきってる人はどうかと思うよ
100年壁が壊されなかったからといって 今日壊されない保証なんかどこにもないのに…」