第2章 二千年後の君へ
エレンとカレン、グリシャはしばらく、互いを見つめあった
グリシャ「…そうか…
船の時間だ そろそろ行くよ」
グリシャは席を立った
カルラ「ちょっと…あなた!
エレンとカレンを説得して‼︎」
グリシャ「カルラ…」
グリシャはドアを開けた
グリシャ「人間の探究心とは誰かに言われて抑えられるものではないよ」
エレン、カレン「‼︎」
グリシャ「……… …… …エレン、カレン
帰ったらずっと秘密にしていた地下室を…見せてやろう」
グリシャは鍵を見せた
エレン、カレン「ほ…本当に⁉︎」
四人はグリシャを見送った
エレン「いってらっしゃーい!」
カルラ「…エレン、カレン」
エレン「…なに?」
カルラ「駄目だからね 調査兵団なんてバカなマネ_____」
カレン「は⁉︎ バカだって…⁉︎」
エレン「オレには…家畜でも平気でいられる人間の方が よっぽどマヌケに見えるね!
行くぞ、カレン!」
カレン「ああ」
カルラ「………‼︎ …エレン、カレン」
ミカサ「……」
カルラはしゃがみ込んだ
カルラ「ミカサ あの子たちはだいぶ危なっかしいから…困った時は三人で助け合うんだよ」
ミカサ「うん!」
ミカサは頷いた