第2章 二千年後の君へ
「……ひでぇもんだな」
「壁の中にいれば 安全に暮らせるのに…」
「兵士なんて税の無駄遣いだ…」
観衆たちがざわめき始めた
その後ろでエレンは住民達を睨み始めた
エレン「……」
ミカサ「……⁉︎」
「まったくだ…
これじゃあオレらの税でヤツらにエサをやって太らせてるようなもんだなぁ」
その言葉にエレンは一気に殺気だった
ミカサ「‼︎?」
そしてエレンは薪で住民を殴った
「ホッ⁉︎」
周りに音が響き渡る程に…
「なにすんだクソガキ‼︎」
ミカサはエレンの襟を掴むと走り出した
「…本当、エレンは感情的になり過ぎなんだよ…」
その場に取り残されたカレンに視線が集まる
「お前…あのクソガキの知り合いか?」
カレン「いいや。赤の他人」
カレンも2人を追いかけた