第3章 未知との出会い、騒音との再会
男なんていう生き物はみんな一緒。
女を従えたくて
支配したくて
いらなくなったら
その辺に捨てられる。
そんな風に思ってきた。
でも
そんなことないのかもしれない
そう思えるようになってきたの。
だって、
3人の奥さんを平等に
心から愛せるだなんて
そんなことあり得る?
声が大きくても
体格が良くても
心が優しくて
暖かい人がいる。
体格が良くて
声が大きい。
それだけで怖い人だなんて
判断しちゃダメ。
自分がそんな風に
思えるようになるなんて
自分でも信じられないような感情だった。