Volleyball Boys 3《ハイキュー!!》
第5章 ★はないちもんめ:角名
穿いていたジャージの短パンを膝下まで下ろすと、後は陽菜乃がお好きにどうぞと角名くんは言う。どうぞ、って言われても、やったことも無いしと困り果てる。
「思ってるより優しく触って」
『う、ん...』
腰のゴムにロゴが書かれている、グレーのボクサータイプの下着。その上から、そっと膨らみを撫でると、角名くんの腰がぴくと少しだけ揺れる。
ここから出すんよと、角名くんの手を借りながらスリットの部分を拡げてやると、ふるりと飛び出す硬い、ソレ。初めて見るそれに一瞬思考が停止し、硬直する。ふいと視線を逸らせば、今からそれしゃぶるんやでと、容赦ないお言葉。
『どうしたら、いい...?』
じんわりと先端からしずくの滲むソレに、そっと手を添え、角名くんに答えを乞う。
「先っぽ、舐めてみ」
言われたとおり、舌を出してそこをアイスのようにぺろりと舐める。嗅いだことの無い不思議な匂いが鼻腔に広がり、舌の上では少ししょっぱいような味がする。
「口の中、唾液溜めてから咥えて」
こく、と頷き、舌の上に唾液を集めて、ぱくりと角名くんのを咥える。ふる、と角名くんが身震いさせる。そのまま固まっていると、もっと奥までと角名くんの手が頭を押す。
ぐぶ、と口いっぱい、喉の奥の方へと押し入る角名くんのモノは、とてもじゃないけど全部は入らなくて、4分の1ほどが残っている。柔らかいのに、硬くて、熱い、初めての感触。動いて、と角名くんに言われ、物は試しだと頭を上下させる。
「...ッ、そう、ちょっと吸いながらね...
段差のとこ、唇でしごいて、ッは、うまいじゃん」
よしよしと、角名くんの手が頭を往復するから、口の中がいっぱいで、苦しくても、頑張れる。角名くんに言われた所を唇でしつこく刺激していれば、頭上から聞こえる熱い息。
根元に添えた手の中、角名くんのモノがどくんと脈打つのを感じる。ここにも、血管ってあるんだ。
「あぁ、出そう...先だけ咥えてて」
そう言うと、角名くんは自分の手でソレをしごき始める。そして直ぐに口を開けてと言われ、ほぼ脊髄反射のようにぱかりと開ける。と、がっと頭を押され、喉の奥まで角名くんのを突っ込まれる。
びゅくり、と、飛沫が弾けるのを喉で感じた。