Volleyball Boys 3《ハイキュー!!》
第1章 ★Vê você:日向
先っぽだけ、入れたり出したりを繰り返され、さすがに腰が動いてしまって。それを翔陽は見逃してくれないし、欲しいなら言えばいいのにと煽る始末。
我ながら悪い男に捕まってしまったようだ。
『も、わかった、から…っ』
「なにが?」
『し、しょうようのぜんぶ、くだ、さ、ぃ…ッ』
オレンジの目がふたつ、私を捉えて離さなくて。震える声で精一杯のオネダリをすれば、合格の言葉の代わりに翔陽の全部が一気にナカに挿入ってくる。その質量に思わず体を反らせ、自分の喉から聞いたことの無い声が出てきたのを感じる。
『あ゙ぁッ、しょ、よ……ふ、かぁ…ッ』
「やッば、おれの、そんなイイ?」
『よ、すぎ……るっ』
えろすぎかよ、と翔陽が舌なめずりをしたのが視界の端で見えた。そこからはもう、一方的で、捕食されてるみたいで、ただ与えられる快楽に溺れるだけだった。
翔陽のモノにナカをえぐられ、ばちゅばちゅと打ち付けられる腰のリズムに合わせて口から喘ぎが漏れる。体力が底無しすぎて、翔陽が挿入れてからもう私は2回も達しているのに、全然イく気配がない。というか、
『ぜつ、り…』
「おれ?ゼツリン?
違うよ、イかないように我慢してるの」
女の子より先にイッたらカッコわるいし、なんてちょっと照れ臭そうに言う。そんなの気にしなくていいから、早くイッてくれ、じゃないと私が休めない。
『も、2回いってる、から…
しょーよーも、いいんだよ、?』
「え、やっぱりイッてたの?!」
こくこくと首を縦に振れば、ごめん確信無くてと頭を優しく撫でられた。やばい、これは沼だ。好きになったら、たぶんやばい。
ごめんねと翔陽は私に覆いかぶさり、ぎゅうっと抱きしめる。挿入ったままだから、奥をぐりっと押されて、ンッと堪えきれず声が出てしまう。
「おれ、バックでイきたい」
『ん。わか、った』
翔陽は一旦自分のモノを抜くと、私をころんとうつ伏せに転がして、再び宛がう。ずぷり、と入ってくるソレは、何故か質量を増していて、その圧迫感にただ喘いだ。