Volleyball Boys 3《ハイキュー!!》
第1章 ★Vê você:日向
次は俺の番だよ、と言われ、今度は私が押し倒される番。秘部に触れられれば、中から溢れた蜜でぐっしょり。
「え、もしかして舐めて興奮した?」
意地悪に笑われ、それだけじゃないからとゴニョゴニョ口ごもる。そう、それ以外にも、キスとか、胸触られたり、色々あったから、いろいろ。
「ちょっとだけ馴らすね」
『う、ん………あっ、』
にゅる、と愛液をまとわせた指が探るように動き、芯のある突起に触れる。思わず声を漏らせば、待っていたかのように何度も何度もそこを指先で撫でられ、腰がぞわぞわし、お腹の奥がうずくような、そんな感覚に襲われる。
薄く空いた唇からは、吐息に混じって嬌声が止まらない。一通り満足したのか、今度は翔陽の指が2本、中に侵入してくる。
「陽菜乃のイイトコはどこかな〜」
『絶対言わな、いっ、か、ら……っあ、ん』
「今ちょっと締まった。ココ?」
『そこ……だ、めぇっ…』
ダメじゃないじゃん気持ちいいでしょ、なんてセリフを言われれば、いやいやと首を横に振ることしかできず。いわゆるGスポットと言われるところで、呆気なく軽くイかされてしまった。
くたりと力無く横たわる私の両膝を立て、ぐいと左右へ開くと、翔陽は自身の昂りを内腿に擦り付ける。気付かぬうちにソレはゴムの膜を被っていた。
『それ、いつの間に…』
「デキる男のタシナミですから」
そう言いながらも、ソレは秘部へ近付き、ぬめる液をまとわりつかせるように先端を擦り付けてくる。それだけで感じて、きゅんとナカを締める自分がいた。
だがいつまで経っても翔陽は入れてこない。まるで、私の反応を楽しむかのように。
『あ、の、しょうよう』
「どした?」
『い、い…ぃれない、の?』
恥ずかしくて顔を直視できない。そっぽを向くようにして言えば、追い打ちをかける言葉。
おれの目、見ながら言って。
『い、いじわる……』
「だって照れてる陽菜乃すげー可愛いから」
ごめんごめん、と、先端だけをくぷりと沈める翔陽。