Volleyball Boys 3《ハイキュー!!》
第1章 ★Vê você:日向
我ながらはしたないお願いだと分かっていても、焦らされた分欲が勝る。にやりと翔陽が笑い、片方をきゅっとつままれ、もう片方を口に含まれる。待ちわびた感覚に、ヒュッと喉がな鳴る。
ぐにぐにと指先で弄ばれ、突起に歯を軽く立てられるが、その痛みすら快感として拾ってしまう。やばい、きもちいい。
『ッア、それ……す、き…っ』
「ん〜?」
聞いているのか、聞いていないのか、適当な返事の後、与えられる刺激が強くなる。乳輪までぱっくりと咥えられ、甘噛みされながら先端をチロチロと舐められ、反対では胸と乳首が手の中で形を変える。
普段はボールに触れているその手が、私の胸に添えられ、繊細なコントロールをしている指で、乳首をいじられる。与えられる快楽にただ声を漏らすだけで、ふわふわのオレンジに添えた手にギュッと力がこもる。
「陽菜乃、?」
『も、いっかい……休憩、したい、っ』
もっと触ってたいのに、と不満そうながらも、離れる翔陽。荒くなった呼吸を整えていると、右手を翔陽のソレに導かれる。
バスローブの上からでも分かる、ガチガチに固くなって今にも弾けそうなソレを、ゆっくりと上下にさする。それだけで翔陽からは吐息が漏れた。
「割と、限界で、すぐ出そう…」
『いっかい出しとく?』
人差し指と親指で輪っかを作り、舌を出して上下に扱くジェスチャーをすると、こらっと頭を小突かれた。
「女の子がそんなジェスチャーしないの!」
『この方がわかりやすいかなって』
えへへと笑いながら上体を起こし、胡座をかく翔陽のバスローブの紐を解いていく。タオル地の布をめくれば、顕になる翔陽の屹立。いざ目の前にするとやっぱり大きいな、と思いながら、先走りのにじむ先端に口づける。
ぺろぺろと舐めてから口腔に唾液を貯め、かぷりと頬張る。喉奥に触れるまで咥えても、4分の3ほどしか口の中に入らない。唇で圧を加えながら上下に顔を動かせば、呻き声が降ってくる。