• テキストサイズ

【名探偵コナン】恋愛ダイスロール

第17章 裏切りのステージ〜推理・解決〜


ーー貴方side

事件についてコナン君と考えていると園子ちゃん達の会話が耳に入ってきた。

園子「そう言えば波土さんって最近、イメージ変わったよね」
秋永「前よりソフトになった感じになりましたよね」
雪「ソフトって?」

以前は強面な印象だったらしく引目を感じていたり、顔も学生時代に整形したという噂があったと話す先輩に、整形は違うと円城さんは否定した。

円城「当時はお金が無くて、運送会社でミュージシャンの為の資金を集めてたんだから」
梶谷「そんな共に頑張ったアンタを捨てて他の女と結婚したんだよな」

元カノであった円城さんに対し、殺害する動機は充分じゃないかという態度をとる梶谷さん。歌詞も付けづに17年も放置していた事についても聞き出そうとする。

布施「やめないか」
梶谷「社長さん、アンタもなんか知ってんだろ?」

梶谷さんは、社長と波土さんが以前のライブ後に食ってかかっていた事を話し、その後すぐにASACAという曲を出す事が決まったという。

目暮「それは本当ですか?」

その問いに社長は揉めていた件について説明。どうやら冗談を言った事による言い合いだったらしい。誰にも決め手となる動機が無いと困る目暮警部に梶谷さんは帰り支度を始めた。

梶谷「誰にも出来ない犯行なんだろ? 」

なら帰る、と言い出口へと歩き出す。だがそれを髙木刑事が阻止しようと梶谷さんの鞄を引っ張り抵抗して引っ張り返した瞬間、鞄が飛んで鑑識の人にぶつかり証拠の入った鞄から色々と出てきてしまった。

「ああ……証拠品が!」
雪「あ、手伝います!」

焦る鑑識の人に私は手伝うと言い、蘭ちゃん達も協力してくれた。拾っていると彼の免許証を見つけて確認してみる。確かに少し近寄りがたい顔をしていた。

コナン「どうしたの、雪姉ちゃん」
雪「免許証を見つけてね、ほら」

免許証を渡すとコナン君は何かに気付いたのか次に証拠のロープを見たと思うと、今度は鑑識の人へと向かう。

コナン「ねえ鑑識さん……ってなかった? 雪姉ちゃんが片方落としちゃったんだ」
「そんな物は無かったけどな……」

一体何の事だと思っていると安室さんや昴さんも何かに気付いたのか、鑑識の人に声を掛けていた。
/ 221ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp