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【名探偵コナン】恋愛ダイスロール

第10章 ベイカー街の亡霊〜ホームズが居なくても〜


ーーコナンside

菊川「危ないコナン君!」

ガチャン!

蘭「フンッ! 菊川君!」

俺の背後で椅子を持った男を庇いダメージを受けてしまった。その後すぐに蘭がその男を倒してはくれたが、菊川はゲームオーバーになってしまった。

菊川「これで助けられた借りは返したよ」
コナン「おいっ!」

シューッ

キラキラと足元が光ったと思うと菊川を包む様にして彼を消してしまった。そして、彼のゲームオーバーを皮切りに状況が一変する。

歩美「やー!」
光彦「ていっ!」
歩美「ありがとう、光彦君」
光彦「いや〜」

パリーン!

コナン「!?」

追われていた歩美を助けた光彦、気軽んでしまった2人の頭にビンがぶつけられゲームオーバーになってしまった。

光彦「歩美ちゃん、僕達ゲームオーバーみたいです」
歩美「コナン君、私達を絶対に生き返らせてね」

シューッ

2人は光に包まれて消えてしまった。このままだと全滅してしまう、打開策を考えなが襲って来る奴らをかわす。

モラン「S・H……シャーロックホームズ⁉︎」

カチッ……

諸星が持ってきて落とした拳銃を拾い上げ俺に狙いを定めていた。

元太「! コナン、危ねえ!」

バンッ!

コナン「元太!」
元太「ちぇ、ゲームオーバーか」

シューッ

モラン「遊びは終わりだ、捕まえて誰の手先が吐かせようと思ったが必要無くなった」

モラン大佐は俺達がシャーロックホームズと関わりがあると拳銃でバレてしまった。

『外にガキが2人、捕まえて来ました』

ドサッ

雪「いったぁ……哀ちゃん大丈夫?」
灰原「えぇ」
コナン「雪、灰原⁉︎」

俺達の方に突き飛ばされた2人、雪は灰原を庇う様に抱き抱えながら倒れ込んだ。

蘭「雪、哀ちゃん! 大丈夫?」
雪「私達は平気……それより元太君達は?」
蘭「それは……」

解放された雪は辺りを見渡す、蘭が言いづらそうにしていた事もあり直ぐに何が起きたのか理解した。

雪「……ゲームオーバーに?」
コナン「あぁ……」

そっか、とぽつりと呟き立ち上がりモラン大佐の方を向き睨みつける雪。

モラン「なんだその目は」
雪「別に、子供相手に大人気ないなと思って」
モラン「ほう、どうやら1番に撃たれたい様だな娘」

怒りを見せた雪に銃口を雪に向けたモラン大佐、このままだと雪がゲームオーバーになってしまう。
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