第9章 ベイカー街の亡霊〜1章・いざロンドンへ〜
ーー貴方side
雪「勝負する前から負けちゃダメだよ皆!」
蘭「そうよ、これから自分が生き残れそうなステージを選んで」
私と蘭の声で子供達は生き残れそうなゲームへと向かう。私達は5つ目のステージ、そこには既に4人の子供がいる。
諸星「ちっ、お前ら一緒かよ」
菊川「足手まといにならないでよね」
元太「それはこっちの台詞だ!」
どうやら仲が悪いのか蘭ちゃんに喧嘩しないと注意されていた。
『各ステージにはお助けキャラがいるから、頼りにするといいよ』
そしてゲームが始まり私達は足を進めた。
全ての謎を解くために。
コナン「さあ、行こう」
雪(絶対に生きて真実を見つけるんだ)
だから待っていて下さい!
陣平さん、萩原さん
ーー松田side
その頃、俺達はコクーンわ止められないか調べていた。
工藤「博士、どうですか?」
阿笠「コクーンには膨大なエネルギーが詰まっていようじゃ、50人の脳を破壊するには充分な量がな」
全員「「!!!?」」
その場にいた全員が驚愕した。博士はまたパソコンに向き合い何か出来ないかを探し始める。
一方、会場では
「下さらない! 息子を連れて帰らせて貰う!」
子供の親が連れて帰るとスタッフの静止を無視しコクーンに向かってズカズカと歩く2人の保護者がいた。
阿笠「危ない、止めるんだ」
博士が言った時には既にコクーンを無理矢理こじ開けようとしてる。
ビリビリ!
凄まじい光と音で倒れてしまった2人をスタッフが慌てて支える。
『ゲームの邪魔は許さない、今は軽く痺れさせただけだけど次は容赦しないからね』
会場が恐怖に包まれていくのを肌で感じた。次に逆らえばきっと怪我では済まない。
松田(くそっ……ふざけやがって)
雪が危険に晒されているのに何も出来ない自分に腹が立ち唇を強く噛んでいた。
萩原「陣平ちゃん、血出ちゃうよ」
松田「……っわりぃ」
萩原「戻ってくるよ、時間の手掛かりを見つけたね」
だって強い子だから、と言う萩原で苛立ちが少し治る。そうだ雪は帰ってくる、そしてこの事件の手掛かりを見つけてくると信じてよう、そう思いモニターを見る。
松田(絶対、生き残れよ)
萩原(早く帰って来てね)
松・萩((雪/雪ちゃん))
俺達は待ってる、だから生きて帰ってこい。