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【名探偵コナン】恋愛ダイスロール

第2章 いってきます



学校に向かう途中には毛利探偵事務所があり、時々、そこに住んでいる幼馴染と一緒に登校している。

蘭「あ、雪おはよ」
コナン「雪姉ちゃん、おはよう」
雪「蘭ちゃん、コナン君もおはよう」
蘭「じゃあ私達は行くね、コナン君」

蘭ちゃんとは幼馴染でよく遊んでいる。部活は空手部。優しくて強い私の親友。

コナン「あ、雪姉ちゃん今日ってバイトだよね」
雪「うん、そうだよ」
コナン「話したい事あるから、今日お店に行くね!」

ニコニコしながら私と話すコナン君。実は彼は、高校生探偵の工藤新一君。黒の組織に薬を飲まされて小学生になってしまった。蘭ちゃんには正体を明かしていないが、私には明かしてくれた。きっと私が組織の事を知っているから……なのかな?



学校に着き私と蘭ちゃんはそれぞれの部活へ。朝練も終わり教室へ向かう途中

「あ、雪さんだよ! 素敵〜」
「美人だよな〜」
「成績も優秀で弓道部エース! 憧れるよな〜」

なんて会話が耳に入る。私は学校で高嶺の花らしい。そんな中、気にせず話しかけてくれる人が、蘭ちゃん以外にもいる。

雪「皆おはよ」
園子「あ、雪おはよー。相変わらず、凄い注目ね」
雪「あはは……」

この子は“鈴木園子”ちゃんと“世良真純”ちゃん。
園子ちゃんは鈴木財閥のお嬢様で私と蘭ちゃんと小さい頃からの同級生。お嬢様だけどフレンドリーで楽しい子。

雪「毎日こんなだと疲れちゃうよ〜」

苦笑いしてそんな事を言う。蘭ちゃんと部活が終わり3人で楽しく会話を始めると園子ちゃんが

園子「あ、そうだ! 今度パパの仕事関係で船上パーティーがあるんだけど、一緒に行かない?」

流石、お嬢様。パーティーという言葉を軽々と言える所……やっぱり凄いなぁ。

雪「良いの? 」
園子「パパの代わりに行くんだけど、私だけじゃつまらないからさ一緒に行こうよ!」
蘭「園子が良いなら、行こうかな」

決まりねと喜ぶ園子ちゃん。この時の私は船上であんな事が起こるなんて知りもしなかった。
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