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【名探偵コナン】恋愛ダイスロール

第47章 落ち着かないキャンプ


ーー貴方side

この日、私は陣平さん達に誘われてキャンプに来ていた。テントではなく大きなコテージを借りてのキャンプで近くには湖や温泉もあるらしいが、それは後で行こうという事で今はBBQでお腹を満たす事になった。

降谷「ほら、焼けたぞ」
松田「お、待ってました!」
萩原「ちょっと陣平ちゃん、肉取りすぎ!」
諸伏「おいおい、野菜も食べろよ」
伊達「お前らなぁ……」

こんな風に5人が揃って楽しんでいる姿を見るのは久々で私はニコニコしながら見つめる。すると零さんが私の持っていたお皿にお肉を乗せてくれた。

降谷「ちゃんと食べてるか」
雪「はい」
降谷「早くしないと松田達に取られてしまうぞ」
雪「ふふっ、そうですね」

皆が盛り上がる中、私と零さんの2人でお肉を食べながら話していると陣平さん達は気付いたのか私達にズルいと言いながらやって来た。

松田「雪、降谷とばっか話すなよ」
雪「えっ、普通ですよ?」
諸伏「ゼロも良いけど俺達とも話してよ」
雪「はい、皆で話しましょ」

BBQをしながら色々な話をする。大体は事件の話が多かったが、ポアロのバイトやコナン君達との事を聞かれて話したりもした。

降谷「コナン君と君は相変わらず事件に巻き込まれるな……」
諸伏「心配だから気を付けてくれよ?」
雪「あはは……はい」

そんな事を話していれば時刻は13時過ぎ。一泊二日と短い日程なので、BBQを片付けて夕方まで自由行動をする事に。

雪(皆はいつも忙しいだろうから、1人で散歩して来ようかな……)

彼らは警察官でいつも忙しい。誘って貰って折角なら一緒に湖とかコテージの周りを散策したかったが、日頃の疲れも取って貰いたいと思い私は1人身支度をする。

降谷「雪、散歩かい?」
雪「はい、折角なので少し散歩しようかと」

準備が終わり扉へと向かっていると零さんに声を掛けられ散歩する事を伝える。

降谷「なら僕も一緒にいいか?」
雪「良いですよ」
降谷「じゃあ……2人で行こう」

零さんに手を取られ2人でコテージを出る私達。皆に伝えなくて良いのかと聞いてみたが、大丈夫だろうと笑顔で応えた。コテージが見えなくなった頃、私は零さんに気になっていた事を質問した。
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